林業大学校に行けば林業で生きていける?就職・学費・資格・労働環境の現実

保護者向け

山や森林、生き物に興味があり、林業の仕事を考えている中学生や高校生もいると思います。

しかし、林業で働いている人と実際に会う機会は、ほとんどありません。

林業とは、山で木を切るだけの仕事なのか。

林業大学校では何を学ぶのか。

卒業後に就職できるのか。

危険な仕事ではないのか。

そもそも、林業だけで生活していけるのか。

今回は、京都府立林業大学校と林野庁などの資料をもとに、林業を進路にする現実について考えてみます。

林業とは、木を切るだけの仕事ではない

林業と聞くと、チェーンソーで大きな木を切り倒す仕事を想像する人が多いと思います。

しかし、木を切る作業は林業の一部分にすぎません。

・山に苗木を植える
・苗木の周囲に生える草を刈る
・成長した木の一部を間引く
・木を安全に伐採する
・丸太を山から運び出す
・森林の状態を調査する
・作業に使う林道を整備する
・伐採後に再び木を植える
・野生動物や病害虫による被害を防ぐ
・木材を製材し、住宅や家具などに利用する

林業では、木を植えてから利用できるまでに数十年かかります。

自分が植えた木を、自分が現役で働いている間に伐採するとは限りません。

前の世代が植えた木を自分たちが利用し、次の世代が使う木を新しく植える。

林業とは、世代を越えて森林を受け渡していく仕事でもあります。

世界では森林減少、日本では森林を使いながら育てることが課題

FAOによると、世界の森林は陸地面積の約32%を占めています。

森林は二酸化炭素を吸収し、生物の生息地になり、水や土壌を守っています。

その一方で、農地への転用や違法伐採などによる森林減少は、現在も世界的な課題です。

日本の状況は少し異なります。

日本は国土の約3分の2が森林で、森林面積は約2,500万ヘクタールあります。

そのうち、人が植えて育ててきた人工林は約1,000万ヘクタールです。

日本の人工林の約6割が51年生以上となり、本格的に木材として利用できる時期を迎えています。

森林にある木材の量も増え続け、直近の推計では約92億立方メートルに達しています。

つまり日本では、単純に木が足りないわけではありません。

育った木を計画的に伐採して使い、その利益で再び木を植え、森林を循環させられるかが問題になっています。

ただし、すべての森林を切ればよいわけでもありません。

木材生産に向いている森林、災害防止を優先すべき森林、生物多様性を守るべき森林を分けて考える必要があります。

林業は、木を切る産業であると同時に、どの森林を使い、どの森林を守るのかを判断する仕事です。

林業大学校とはどんな学校なのか

林業大学校は、森林や林業に関する実践的な知識と技術を学び、林業分野への就職を目指す教育・研修機関です。

学校によって設置者や制度上の位置づけは異なります。

京都府立林業大学校は、京都府が条例に基づいて設置している林業専門の大学校です。

森林林業科の修業年限は2年間で、募集定員は20人です。

1年次には、森林科学、育林技術、林業経営、木材利用、林業機械、森林測量などを幅広く学びます。

1年次後期に、次のどちらかの専攻を選択します。

・林業専攻
・森林公共人材専攻

林業専攻では、伐木、造材、森林作業道、高性能林業機械など、林業の現場で働くための技術を重点的に学びます。

森林公共人材専攻では、森林や林業について学びながら、公共政策や地域活動についても学びます。

市町村、NPO、企業の森林保全活動などで、森林と地域をつなぐ人材を目指す専攻です。

実習の割合がかなり高い

京都府立林業大学校では、講義よりも実習や見学の割合が高くなっています。

学校案内によると、1年次は授業時間の74%が実習・見学です。

2年次は、林業専攻では83%、森林公共人材専攻でも70%が実習・見学となっています。

チェーンソーや刈払機だけでなく、スイングヤーダ、ハーベスタ、フォワーダなどの高性能林業機械も扱います。

森林組合で行う1週間のインターンシップや、就職を希望する事業体で行う4週間のキャップストーン研修もあります。

実際の職場で働くことで、仕事内容だけでなく、経営者や先輩職員の人柄、職場の雰囲気、安全管理の考え方なども確認できます。

林業のように職場ごとの差が大きい仕事では、この実習が就職先を見極める重要な機会になります。

林業にもICTやドローンが使われている

林業は、昔ながらの経験と体力だけで行う仕事ではなくなっています。

森林の面積や木の本数、樹高、地形などを調べるために、ドローン、GPS、GIS、レーザー計測などが使われるようになりました。

京都府立林業大学校でも、ドローンを使った森林計測や森林情報の分析を学びます。

二等無人航空機操縦士の資格取得にも対応しています。

高性能林業機械には、木を切るだけでなく、枝払い、丸太の長さの測定、切断、運搬などを行うものがあります。

今後は、自動運転、遠隔操作、AIによる森林情報の分析なども進むと考えられます。

ただし、機械やドローンが人間の代わりにすべての作業をするわけではありません。

急斜面や複雑な地形の中で、安全を確認し、木の状態や倒れる方向を判断するのは人間です。

新しい林業では、体力だけでなく、機械、測量、情報技術を使える人材が必要になります。

取得できる資格や講習が多い

京都府立林業大学校の森林林業科では、林業の現場で必要となる多くの資格や講習を、在学中に取得できます。

安全や森林作業に関するものとして、次のような資格・講習があります。

・赤十字救急法基礎講習
・赤十字救急法救急員
・伐木等業務従事者特別教育
・刈払機安全衛生教育講習
・ロープ高所作業特別教育
・フルハーネス型墜落制止用器具特別教育

機械の操作や木材の運搬に関するものもあります。

・車両系建設機械運転技能講習
・小型移動式クレーン運転技能講習
・玉掛け技能講習
・不整地運搬車運転技能講習
・機械集材装置運転業務特別教育
・車両系木材伐出機械等運転業務特別教育
・高性能林業機械操作士

さらに、次のような資格も取得できます。

・林業種苗生産事業者講習
・森林公共政策士
・二等無人航空機操縦士
・狩猟免許(わな猟)

卒業後に申請することで、樹木医補、森林情報士2級の認定や、森林インストラクター資格試験の実技試験免除を受けられる場合もあります。

資格の多さは大きな魅力です。

ただし、資格を取っただけで安全に働けるわけではありません。

実際の現場では、経験者から指導を受け、無理な作業を断り、危険を予測する力が必要です。

一般の大学とは何が違うのか

京都府立林業大学校は、名前に大学校とありますが、学校教育法に基づく一般的な大学ではありません。

京都府が林業人材を育てるために設置した、2年間の教育・研修機関です。

修了しても、4年制大学を卒業したことにはならず、学士の学位も取得できません。

一般の大学で森林科学や林学を学ぶ場合は、原則として4年間かけて、森林生態学、木材科学、環境科学、砂防、政策、経済などを講義、実験、研究を通して学びます。

卒業すると学士を取得でき、大学院進学や研究職なども選択肢になります。

一方、林業大学校は、林業現場への就職を強く意識した教育内容です。

できるだけ早く現場に入りたい。

林業機械を扱えるようになりたい。

森林組合や林業事業体へ就職したい。

こうした人には、林業大学校が合いやすいでしょう。

森林や環境について幅広く研究したい場合や、大学卒業資格が必要な仕事も考えている場合は、一般大学の森林科学系学部の方が合いやすいと考えられます。

入試は難しいのか

令和9年度の京都府立林業大学校森林林業科は、定員20人です。

一般入学試験では、次の試験が行われます。

・現代文
・小論文
・数的処理
・面接

公開されている令和5年度の過去問題を見ると、数的処理では、四則計算、平方根、方程式、三角比、縮尺、面積や体積、密度などが出題されています。

現代文では、文章読解、漢字、語句などが問われています。

一般大学の難関入試と比べれば、基礎的な内容が中心です。

しかし、誰でも簡単に合格できるという意味ではありません。

定員は20人しかなく、志望理由書、調査書、学力検査などを総合して選考されます。

健康診断書の提出も必要です。

なぜ林業を学びたいのか。

機械や刃物を扱う仕事に責任を持てるか。

暑さや寒さ、急斜面での作業に向き合えるか。

卒業後にどのような仕事をしたいのか。

面接では、こうしたことを自分の言葉で説明する必要があります。

入試問題が難しいかどうかだけで、進学先を決めるべきではありません。

学校に入る難しさと、林業で安全に働き続ける難しさは別だからです。

授業料は安いが、実際の費用は約140万円

京都府立林業大学校の入学考査料は2,200円、入学料は5,650円です。

授業料は年額11万8,800円で、2年間では23万7,600円です。

授業料だけを見ると、かなり安い学校です。

しかし、林業では安全装備、実習、資格講習、研修などにも費用がかかります。

学校案内に示されている2年間の費用の目安は、次のとおりです。

・入学考査料 2,200円
・入学料 5,650円
・授業料 23万7,600円
・指定物品 約16万円
・国内研修旅費 約10万円
・海外研修旅費 約70万円
・教材費など 約3万8,000円
・傷害・賠償保険 約5万円
・作業着など 約10万2,000円

合計は約140万円です。

2年次に予定されているドイツ研修の約70万円を除けば、2年間で約70万円になります。

一般的な私立大学と比べれば安いのですが、授業料だけで判断すると、実際に必要な費用を見落とします。

このほかに、住居費、食費、通学費なども必要です。

緑の青年就業準備給付金は、なぜ用意されているのか

京都府立林業大学校には、一定の条件を満たす学生に、最長2年間、年間最大約140万円を給付する緑の青年就業準備給付金があります。

最大で考えると、2年間で約280万円です。

返済を前提としない給付金としては、かなり大きな制度です。

ただし、誰でも無条件でもらえるわけではありません。

原則として45歳未満で、卒業後に森林組合や林業事業体などへ就職し、林業の中心的な人材になる意思が求められます。

卒業後に林業分野へ就職しなかった場合などには、返還義務が生じます。

この制度がある背景には、林業の人材不足があります。

しかし、それだけではありません。

森林は木材を生産するだけでなく、水源の保全、土砂災害の防止、生物多様性の保全、二酸化炭素の吸収など、社会全体に役立つ働きをしています。

その森林を管理する人材を、公費を使って育てる意味があると考えられているからです。

京都府独自の修学資金制度もあります。

授業料と入学料を無利息で借り、卒業後に京都府内で5年間、林業などに従事すると、返還が全額免除されます。

指定物品の購入費についても、2分の1以内の補助を受けられる制度があります。

こちらも、卒業後に京都府内で5年間働くことが条件です。

支援が手厚いことは魅力ですが、将来の勤務地や仕事を一定期間約束する制度でもあります。

条件を理解せず、お金がもらえるという理由だけで利用すべきではありません。

林業大学校を出たら就職できるのか

京都府立林業大学校の学校案内によると、2013年度から2025年度までの就職率は98%です。

2025年度には、卒業生11人に対して37人分の求人があり、求人倍率は約3倍でした。つまり売り手市場です。

就職先の内訳を見ると、森林組合が38%、民間林業事業体が33%を占めています。

このほかに、木材生産事業体、公務員、森林整備に関係する団体、木材産業、進学などの道があります。

森林組合では、森林所有者から依頼を受け、植林、下刈り、間伐、伐採、木材搬出、森林管理などを行います。

民間林業事業体では、木材生産を中心に、高性能林業機械を使った伐採や搬出を行う企業もあります。

就職先は京都府内だけではありません。

全国の森林組合や林業会社、森林整備機関などへの就職実績があります。

数字を見る限り、きちんと学び、勤務地をある程度広く考えられる人には、就職の機会があります。

ただし、就職率が高いことと、どの職場でも長く安心して働けることは同じではありません。

林業分野の公務員とは何をするのか

京都府立林業大学校の卒業生には、公務員になる人もいます。

林業分野の公務員には、国、都道府県、市町村などで働く道があります。

林野庁や森林管理局で働く国家公務員は、国有林の調査、森林計画、伐採や植林事業の管理、林道整備、山地災害の復旧、自然環境の保全などに関わります。

都道府県や市町村の林業職は、次のような仕事を担当します。

・地域の森林計画を作る
・森林所有者や林業事業体を支援する
・植林や間伐に対する補助金を扱う
・林道や治山施設を整備する
・木材利用を進める
・森林病害虫や野生鳥獣の対策を行う
・土砂災害や森林火災に対応する

京都府立林業大学校の森林公共人材専攻では、京都府立大学の講義も受けながら、森林政策や地域活動について学びます。

ただし、森林公共人材専攻を卒業すれば、自動的に公務員になれるわけではありません。

国家公務員や地方公務員になるには、それぞれの採用試験に合格する必要があります。

森林公共政策士も京都府知事認定資格であり、国家公務員資格ではありません。

林業の仕事はある。しかし、給料と雇用は確認が必要

林業従事者は長期的に減少しています。

1980年には約14万6,000人いましたが、2020年には約4万4,000人になりました。

一方で、35歳未満の割合は17%まで上昇しています。

林野庁の緑の雇用事業が始まる前は、新規就業者が年間平均約2,000人でしたが、開始後は年間平均約3,200人まで増えました。

若い人が林業へ入る道は、以前より整えられています。

ただし、新しく働き始める人がいても、それ以上に高齢者の退職が進めば、従事者全体は減ります。

人手不足であることは、求人があるという意味ではチャンスです。

しかし、人手不足の業界には、仕事が厳しく、人が定着しにくいという面が隠れていることもあります。

林野庁の資料では、林業の年間平均給与は約361万円です。

同じ資料に示された全産業平均の約458万円より低くなっています。

森林組合で働く人の給与形態を見ると、月給制は36%まで増えていますが、日給制または出来高制が62%を占めています。

雨や雪で作業ができない日に、給料がどうなるのか。

固定給はいくらなのか。

賞与や昇給があるのか。

林業へ就職するときは、仕事内容だけでなく、給与の仕組みまで確認する必要があります。

林業は労働災害の危険が高い

林業で最も慎重に考えるべきなのは、安全です。

林野庁の資料によると、2025年の林業における死傷災害は1,063人、死亡災害は25人でした。

労働者1,000人当たりの死傷者数を示す死傷年千人率は、全産業が2.3であるのに対して、林業は17.7です。

全産業の約8倍になります。

林業では、次のような事故が起こる可能性があります。

・伐採した木が予想と違う方向に倒れる
・倒れた木や枝の下敷きになる
・チェーンソーで負傷する
・急斜面で転倒、滑落する
・林業機械が転落、転倒する
・木材の運搬中に挟まれる
・熱中症になる
・山中で負傷し、救助に時間がかかる

資格を取ることは、安全に働くための第一歩です。

しかし、本当に重要なのは、職場が安全をどこまで優先しているかです。

危険な作業を急がせないか。

必要な防護具を会社が用意するか。

新人を単独で危険な現場に入れないか。

事故やヒヤリとした経験を共有しているか。

学校選び以上に、就職先選びが重要になります。

林業の就職先を選ぶときに確認したいこと

林業事業体や森林組合へ就職する場合は、次の点を確認したいところです。

・月給制か、日給制か、出来高制か
・雨や雪で作業できない日の賃金はどうなるか
・雇用契約書があるか
・賞与や昇給の仕組みが明確か
・雇用保険、健康保険、厚生年金、労災保険に加入しているか
・年間休日は何日あるか
・残業代や休日手当が支払われるか
・通勤時間や現場までの移動時間は労働時間に含まれるか
・チェーンソー防護ズボンなどを会社が用意するか
・新人研修は何年間行われるか
・危険な作業を断れる雰囲気があるか
・事故が起きたときの連絡、搬送体制があるか
・高性能林業機械を扱う機会があるか
・取得した資格が手当や昇給につながるか
・5年後、10年後の働き方を説明してもらえるか

林業だから、給料が低くても危険でも仕方がないと考える必要はありません。

人材を確保したいのであれば、林業事業体側も安全、給料、休日、育成制度を改善しなければなりません。

若い人に林業を選んでもらうには、やりがいだけではなく、普通に生活できる労働条件が必要です。

大阪や京都市内に住みながら林業を学び、働けるのか

京都府立林業大学校は、京都府船井郡京丹波町にあります。

JR和知駅から徒歩約3分ですが、京都駅からは電車で約1時間半かかります。

電車も1時間に1本程度です。

京都市内から通うことは不可能ではありませんが、毎日の通学負担は大きくなります。

大阪市内から2年間通い続けるのは、かなり現実的ではありません。

就職後も、林業の現場は山間部が中心です。

都市部に住み、会社の事務所や集合場所から車で山へ向かう働き方はあります。

しかし、早朝に集合する職場もあり、公共交通機関だけでは通えない可能性があります。

普通自動車免許は法律上すべての林業職に必須ではありませんが、実際の就職や生活では必要になることが多いでしょう。

都会に住み続けることを優先するのか。

山の近くへ移住して働くのか。

進学前に生活まで含めて考える必要があります。

中学生や高校生は、まず実際の林業を見るべき

林業に興味があるからといって、すぐに林業大学校へ進むと決める必要はありません。

まずは、実際の林業を見てください。

林業大学校のオープンキャンパスに参加する。

林業体験に参加する。

森林組合や林業会社の仕事を調べる。

木を切る作業だけでなく、植林、下刈り、測量、機械整備なども見る。

働いている人に、給料、休日、危険だった経験を聞く。

山や自然が好きという気持ちは、進路を考える入口になります。

しかし、自然が好きなことと、林業の仕事が自分に合うことは同じではありません。

林業では、機械や刃物を安全に扱う注意力、仲間と連携する力、暑さや寒さへの対応、数字や地図を理解する力も必要です。

中学校や高校では、数学、理科、国語、情報の勉強も大切にしてください。

森林の面積、木の体積、斜面の角度、作業費用などを計算するには数学が必要です。

樹木、土壌、生態系を理解するには生物や化学が役立ちます。

森林計画や安全手順を理解し、自分の考えを説明するには国語が必要です。

ドローンや森林情報を扱うには、情報技術も必要になります。

林業は、勉強が苦手な人が体力だけで働く進路ではありません。

知識、技術、判断力を現場で使う仕事です。

林業大学校は、進路として検討する価値がある

人が木材を使い、森林から水や災害防止などの恩恵を受ける限り、林業や森林管理の仕事がなくなることはありません。

日本では、利用できる時期を迎えた人工林が増えています。

一方で、林業従事者は減り、伐採後に再び木を植える人材も不足しています。

スマート林業、高性能林業機械、ドローン、森林情報の活用など、新しい技術も広がっています。

林業は、昔のままの仕事ではありません。

ただし、人手不足だから将来が安泰とはいえません。

給料は全産業平均より低く、日給制や出来高制も残り、労働災害の危険も高い仕事です。

だからこそ、何も知らずに就職するのではなく、学校で安全、機械、森林、経営を学び、実習を通して職場を見極める意味があります。

京都府立林業大学校は、入学すれば将来が自動的に保証される学校ではありません。

しかし、林業経験のない若者が、2年間で専門的な技術と資格を身につけ、森林組合、林業事業体、公務員、木材産業などへ進むための、現実的な入口です。

自然が好きだから林業へ進む。

それだけでは少し足りません。

森林を利用しながら次の世代へ残す仕事に、自分が責任を持って関われるか。

そこまで考えたうえで選ぶなら、林業大学校は十分に検討する価値のある進路だと思います。

【参考資料】

・京都府立林業大学校 令和8年度学校概要
・京都府立林業大学校 令和8年度教育計画・科目概要
・京都府立林業大学校 令和9年度森林林業科学生募集要項
・京都府立林業大学校 森林林業科で取得できる資格等
・京都府立林業大学校 修学支援制度について
・林野庁 一目でわかる林業労働
・林野庁 森林・林業・木材産業の現状と課題
・林野庁 林業労働力の動向
・林野庁 森林・林業基本計画
・FAO Global Forest Resources Assessment 2025

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