将来やりたい事なんて言われても、、、

進路の考え方

「将来やりたいことはある?」
進路の話になると、ほぼ必ず聞かれる質問ですよね。

でも正直に言うと、
ほとんどの中学生や高校生は特にない!と答えます。

そしてそれは、異常でも怠慢でもありません。
むしろ、とても自然な状態だと思います。


誰も地図を持っていない進路相談

中学生の進路相談はどこの高校に行くかが中心です。
高校生になると『進学か就職か』『将来どうするか』という話に変わります。
大学生になっても『進路』への悩みはつきません。 

これはどの段階であったとしても、

  • 社会にどんな仕事があるのか
  • その仕事に到達するためにはどんなルートがあるのか

といった、進路に関する『地図』の読み方を教わる機会が少ないからです。
それにもかかわらず、大人は安易に言ってしまいます。

「将来やりたい事はある?」

しかし、そのやりたい事の見つけ方は、常に『自分で考えろ』という突き放しになってしまいます。具体的に何かを示されるケースが少ないのが現状です。


地図を持たないまま目的地を聞かれている

この状況は、たとえるならこうです。

地図も渡されず、
地形も知らされず、
今どこに立っているかも分からないまま、

「どこに行きたい?」と聞かれているようなものです。

そんな状態で、具体的な行き先が出てくる方が不自然です。
仮に行き先が出て来ても、それは知っている範囲でしか答えられない。

世界を知らない子供なら
やりたいことが浮かばないのは当たり前。

それは「考えていない」のではなく、
考える材料を持っていないだけです。


問題は意欲ではなく『順番』

ここで大切なのは、
問題がやる気や意識の低さではないということ。

問題は、順番が逆になっていることです。

本来は、

1.社会にはどんな仕事があるのか
2.それぞれの仕事までにどんなルートがあるのか
3.その中で自分はどれを選べそうか

この順番で考えるべきなのに、
いきなり「やりたいことは?」と聞かれてしまう。

これでは答えられなくて当然です。


このサイトで伝えたいこと

このサイトでやりたいのは、
やりたいことを無理に見つけることではありません。

まずは、

・選択肢の存在を知ること
・仕事や職業・職種の世界を知ること
・進路の地図を広げること

「知らなかったから選べなかった」を減らすこと。

やりたいことは、
地図を見て、道を知って、
はじめて見えてくるものだと思っています。

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