大学進学の前に知っておきたい「手に職」
高校生の進路というと、多くの人がまず「大学」を思い浮かべます。
しかし、社会には大学以外にも安定して働ける専門職が数多くあります。
その代表の一つが第二種電気工事士という国家資格です。
これは、電気設備を扱う仕事に必要な資格で、
住宅や小規模な建物の電気工事を行うことができます。
実はこの資格、専門学校を卒業すると同時に取得を目指すこともできる資格です。
第二種電気工事士とは
第二種電気工事士は、
住宅や店舗など600V以下の電気設備の工事ができる国家資格です。
例えば、次のような工事を行います。
- コンセントの設置
- 照明の配線
- 分電盤の設置
- エアコン用電源工事
- 住宅の電気配線
つまり、建物に電気を通す仕事です。
私たちの生活は電気なしでは成り立ちません。
そのため電気工事士は、社会インフラを支える重要な仕事です。
なぜ需要があるのか
電気工事士の需要が高い理由はいくつかあります。
① 建物がある限り仕事がある
住宅
店舗
工場
オフィス
すべて電気工事が必要です。新築だけではありません。
- リフォーム
- 設備交換
- 太陽光発電
- EV充電設備
など、電気工事の仕事は増えています。
② 人手不足
電気工事業界は慢性的な人手不足です。
理由は
- 職人の高齢化
- 若い人が少ない
からです。
つまり、資格を持っている若い人は歓迎される業界です。
③ AIに代替されにくい
AIやITが進んでも現場で配線を引いたり設備を設置する仕事は人間がやる仕事です。
現場ごとに状況が違うため、
完全に自動化することが難しい仕事でもあります。
第一種電気工事士という上位資格
第二種電気工事士の上には第一種電気工事士という資格があります。
こちらは
- ビル
- 工場
- 大型施設
など、より大きな設備の電気工事ができる資格です。
キャリアとしては
第二種電気工事士
↓
実務経験
↓
第一種電気工事士
というステップで取得していく人が多いです。
電気工事士のキャリア
一般的な流れはこうです。
高校卒業
↓
電気系専門学校
↓
第二種電気工事士取得
↓
電気工事会社へ就職
↓
第一種電気工事士取得
↓
現場責任者・独立
将来的には
- 電気工事会社の管理職
- 自分で工事会社を作る
という道もあります。
収入はどれくらい?
平均的には
20代
年収300〜400万円
30代
年収400〜600万円
経験を積み
- 現場責任者
- 独立
などをすると
年収700万〜1000万以上になる人もいます。
進路として考える価値
高校生の進路は大学だけではありません。
社会には
- 技術職
- 専門職
- 国家資格
というルートもあります。なんとなく大学に進学する前に
社会で需要のある仕事を知っておくことは、とても大切です。
第二種電気工事士は手に職がつく代表的な資格の一つです。
進路を考えるときの
選択肢として知っておいてほしい資格です。


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