■ 四季報を見ていると見えてくること
四季報をじっくり見ていると、あることに気づきます。
企業の本当の強さは、売上では分からないということです。
売上が大きい企業はたくさんあります。
しかし、それだけでは「稼げている企業」とは限りません。
その中で、企業の本質を表す指標があります。
利益剰余金です。
これを見ると、企業の積み上げてきた」が見えてきます。
■ 利益剰余金がえぐすぎる企業たち
日本の企業ランキングを見ると、ある事実に気づきます。
トヨタは35兆円
三菱UFJは14兆円
ホンダは11兆円
桁が違います。えぐすぎる💦
これは単に今儲かっているという話ではありません。
長年、勝ち続けてきた証拠です。
■ 利益剰余金とは何か?
利益剰余金とは、会社が今まで稼いで貯めてきた利益の累計です。
つまり
一発屋ではない。長期的に利益を出している。
ビジネスモデルが安定している
こういった企業に共通する指標です。
企業の体力そのものと言えます。
■ 世間でよく聞く「内部留保」とは?
ここでよく議論になるのが内部留保です。
企業は内部留保を溜め込みすぎている、という話を耳にすることがあります。
しかし、この理解は少しズレています。
■ 内部留保は現金ではない
利益剰余金は、必ずしも現金として残っているわけではありません。
例えば
工場、設備投資、海外事業、在庫
こういった形で使われています。
■ 本質は何か
重要なのは使っていないのではなく、将来のためにどう使っているかです。
給料に回すのか、投資に回すのか、蓄えるのか
企業ごとに戦略が違います。
■ ランキングから見える「高利益業界」
このランキングを分析すると、明確な傾向があります。
自動車業界
世界中で売れる。技術の積み上げが必要。新規参入が難しい。
年収は600万〜1000万円以上。安定性は高いが景気の影響は受ける
銀行・金融業界
お金を扱うインフラ業界。
国と強く結びついています。
年収は700万〜1200万円
安定性は非常に高いです。
総合商社
資源・エネルギー・食料を扱う・世界中に投資している
年収は1000万〜2000万円
安定性は高いが景気の影響あり
インフラ(通信・電力・鉄道)
生活に必須、競争が少ない。
年収は600万〜900万円
安定性は非常に高い
半導体・電子部品
利益率が高い、技術者勝負
年収は800万〜2000万円
安定性は高いが波はある
■ なぜこれらの業界は高利益なのか?
共通点は3つです。
世界で戦える、生活に必要、簡単に真似できない
つまり、代替されないビジネスです。
■ 逆に低利益な業界の特徴
飲食、介護、保育、サービス業
これらは利益が残りにくい。人件費に依存し、参入が簡単。
という構造があります。そのため、利益剰余金が溜まりにくいです。
■ 進路としてどう考えるべきか?
大切なのは好きだけで選ばないこと。利益がでるかどうか。
お給料を稼げるかどうか調べる事
安定・高収入を狙うなら
製造業
インフラ
金融
商社
戦略が必要な業界
サービス、エンタメ、教育
スキルや独自性がないと厳しくなります。
■ まとめ
利益剰余金ランキングから分かるのは
長く利益を出し続ける企業は決まっているということです。
その背景には、業界の構造がありそうです。
■ 最後に
進路を考えるときに大切なのは
どの会社に入るか?の前にどの業界に入るかを考えてみましょう。
ここを間違えると、努力しても報われない可能性があります。


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